ジョン・フィリップ・スーザは、1854年11月6日アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.で生まれた。父親が海兵隊バンドのメンバーであったこともあり、スーザは幼いころから音楽教育を受けることになる。
　13歳で海兵隊に入ったスーザは、17歳で正式な軍楽隊３等楽手となった。そして21歳で退役すると、ワシントン市内の劇場でバイオリン奏者・指揮者として活躍するようになる。
　やがて1880年、26歳の時海兵隊バンドの隊長に就任し、約２年間でこのバンドを鍛え直し、同時に彼自身もマーチやオペレッタを精力的に作曲して演奏することになる。
　1892年、海兵隊を除隊して自身のバンド（スーザ・バンド）を組織し、アメリカのみならず、ヨーロッパやロシアへ何度も演奏旅行にでかけている。途中、第１次世界大戦中は海軍に入隊したりもしているが、その活動は彼の死まで続くことになる。彼の死は1932年３月６日、ペンシルバニア州レディングで、リングゴールド・バンドの客演指揮のリハーサルをした直後、心臓麻痺のためにホテルの自室で急死した。この時スーザ77歳。最後に指揮した曲は、奇しくも「星条旗よ永遠なれ」だったという……
　なお、今年（2004年）はスーザ生誕150年に当たる。
　曲 目 解 説　

《to be continued...》

「自由の鐘」

「マンハッタン・ビーチ」

「コーコラン・カデッツ」

「シカゴの美人」

「雷神」

「闘技士」

「ディレクトレート」

「魔法使いのハーモニカ」

「フォシェイ・タワー・
　　　ワシントン・メモリアル」

「サーベルと拍車」