☆特別練習紹介(呼吸法)☆
  • 曲の出だしは、息をしっかり吸うのですが、息がいっぱいのまま吹くと、胸が苦しくなります。だから、ちょっと胸の辺りの余分な息を落としてから、お腹の息だけで吹きます。
  • 曲の途中のブレスの時は、胸を圧迫している空気を、(リードを上唇か下唇に付けたまま、口を開いて)「パッ」とはきます。
    そして、息を吸います。(息をはけば自然に吸えます。その程度でもいいらしいです。)
    そんなにたくさんは吸いませんが、ちゃんと腹には力を。
    以上のことを、一瞬でやります。
  • 速い曲の時or休符のないフレーズの時……
    オーボエは、圧迫した空気をはかないとバテる!! ので、こんな感じにします。
    [例]4小節ごとにブレスをするという時
       ・初めの4小節が終わった後は、パッと息をはくだけ。
       ・8小節終わったら、今度は吸うだけ。

    ☆オーボエの呼吸は、「リズム」と「はくこと」が大事です。
     これをうまく駆使すれば、バテることが少なくなると思います。

    ☆呼吸のタイミングの良さが、けっこうその日の調子の良さにつながります。

[2000年4月10日更新]
♪ちいさまより♪

 昔、テレビでオーボエ奏者が「循環呼吸」をしてるのを見たことがあります。音を出しながら(息を口からはきながら)、同時に鼻から吸ってるわけ。これならブレスで間をとる必要がなく、何時間でも音を出し続けられるらしい……です。まるで、曲芸ですね。